2010年 11月 27日
きもの虫干しの会 |
今日は受講生でもあり、今はたま〜にディスプレイのアシスタントに入ってくれているTちゃんのお誘いで、きもの虫干しの会にいきました。
“着物虫干しの会”は、苔香居(たいこうきょ)という〈文化庁国登録有形文化財・京都市特別景観建造物指定 山口家住宅〉で、阪急京都線の上桂駅下車、歩いて10分くらいの嵐山苔寺の近くにあります。
到着までの道すがら、なんと!!美しいあか、赤、紅・・・・
今年の紅葉は言葉通りの紅色が見事!
いつも見ている鴨川の紅葉より、紅色が鮮やかな気がします。
足下に秋のストライプ模様。
Tちゃんはお着物の着付けを習い始めて6ヶ月くらい。
すご〜く上手に着られてます。
着物は、全身なので似合う色を着ると、ホントにお顔が引き立ちますね。
こんな白い壁の先に山口家の入り口がありました。
明治、大正時代に山口家の方がお召しになった素晴らしいお着物や、帯留、帯締め、お草履などを虫干しを兼ねて魅せて頂きます。
建物も、明治・大正時代の美しい間が随所に見られます。
空気感が良いと雑誌の撮影のように写りますね〜
手打ちのおそばと、昔のおくどさんで炊かれたご飯をいただく。
おこげさんが、香ばしくパリパリで、美味しかった。
中庭にも、紅葉が。その頃の暮らしが目の前に見えるような時間空間です。
まだ、お宝が眠っているのでしょう。
つい立ての裏側のデザイン。
秋の張りつめた青い空と赤い柿の実。
虫干しの会は、年2回春と秋に一般公開されます。
春の桜の景色もすばらしいでしょうね。
今日は、黒と紫のお召しに更紗模様の名古屋帯。
by artcolor-kyoto
| 2010-11-27 10:36
| kimono