2011年 09月 26日
帰って来た江戸絵画展 |
京都文化博物館で催されている、「帰って来た江戸絵画」展と
色彩学の知人の「第12回dpi展」とがちょうど重なったので見に行く。
アメリカ・ニューオリンズのギッター・イエレン財団所蔵、江戸絵画の数々。
禅画から文人画、円山四条派、琳派、浮世絵、寄想の画家たちなど
ダイナミックなタッチ、活き活きとした江戸時代中心の日本美術のコレクションである。
私が一番心に残ったのは、
ビデオ上映時にこの素晴らしい絵をコレクションした眼科医・ギッター氏のことば。
「40年間日本語はあえて学ばなかった。」
言葉を知ると内容に惑わされるとのこと。。。
自分の審美眼のみを信じたコレクションには、本人も作者を知らない作品がある。
アメリカ人である彼が、見たまま心から素晴らしいと感じるものを
信じ求めてきた姿勢がこのコレクションを生み出した。
アメリカ人コレクターのギッター氏が収集したこれらの絵画は、
ダイナミックな江戸絵画の魅力と日本美術の奥深さを、
日本人である私たちは再確認させられるのである。
自分の価値観の計りを持つ事。
社会の尺度と比べられる客観性を持つ事。
仕事柄、大切な事だと常々思っている。
久々の着物
単衣のグレー大島紬
衿は黒の縮緬
帯締は道明さんの「江戸小豆」という色
色彩学の知人の「第12回dpi展」とがちょうど重なったので見に行く。
アメリカ・ニューオリンズのギッター・イエレン財団所蔵、江戸絵画の数々。
禅画から文人画、円山四条派、琳派、浮世絵、寄想の画家たちなど
ダイナミックなタッチ、活き活きとした江戸時代中心の日本美術のコレクションである。
私が一番心に残ったのは、
ビデオ上映時にこの素晴らしい絵をコレクションした眼科医・ギッター氏のことば。
「40年間日本語はあえて学ばなかった。」
言葉を知ると内容に惑わされるとのこと。。。
自分の審美眼のみを信じたコレクションには、本人も作者を知らない作品がある。
アメリカ人である彼が、見たまま心から素晴らしいと感じるものを
信じ求めてきた姿勢がこのコレクションを生み出した。
アメリカ人コレクターのギッター氏が収集したこれらの絵画は、
ダイナミックな江戸絵画の魅力と日本美術の奥深さを、
日本人である私たちは再確認させられるのである。
自分の価値観の計りを持つ事。
社会の尺度と比べられる客観性を持つ事。
仕事柄、大切な事だと常々思っている。
久々の着物
単衣のグレー大島紬
衿は黒の縮緬
帯締は道明さんの「江戸小豆」という色
by artcolor-kyoto
| 2011-09-26 13:07
| kimono